OpenVPNドキュメント

クライアントに対するDHCPオプションの設定

OpenVPNサーバーは、DNSサーバーやWINSサーバーのアドレスなどのDHCPオプションをクライアントにpushする事が出来ます(いくつかの注意事項があります)。
WindowsクライアントはpushされたDHCPオプションをネイティブに受け入れるますが、Windows以外のクライアントの場合はforeign_option_ n環境変数リストをparseするスクリプトを使用することで、pushされたDHCPオプションを受け入れることが可能です。
Windows以外のクライアント向けのforeign_option_ nに関するドキュメントとスクリプトの例についてはマニュアルページを参照してください 。

例として、接続クライアントに対して内部DNSサーバーを10.66.0.4と10.66.0.5、WINSサーバーを10.66.0.8として使用したい場合、OpenVPNサーバーに以下の設定を追加します。

push "dhcp-option DNS 10.66.0.4"
push "dhcp-option DNS 10.66.0.5"
push "dhcp-option WINS 10.66.0.8"

Windowsでこの機能を動作確認するには、OpenVPNサーバーに接続した状態でコマンドプロンプト以下のコマンドを実行します。

ipconfig /all

TAP-Windowsアダプターの欄にサーバーからpushされたDHCPオプションが表示されていればOKです。